WORKS DETAIL
製作事例詳細
- お客様名
- 祇園いわさ起 様
当社製作漆器白木隅切り折敷
PRODUCT INFORMATION
- 木地
- ベイスギ
- 内縁
- ゴマ竹
- 塗り
- ウレタンクリア塗装
- 向付
- 烏賊 真鯛 縞鯵 団扇皿萩絵
製作覚書き
MAKING RECORD
白木の折敷は、夏の涼しげなお料理を支える舞台としてお勧めすることが多い折敷です。
注意点としては、料理店のカウンターは白木で あることが多く、白木どうし被ってしまうことです。
そこで折敷の輪郭を見せるような工夫が必要になります。夏の開放的な雰囲気を損なわ ないよう縁の高さを低く抑えたまま、内縁にゴマ竹を貼りました。また表面を柾目の浮造りとして表情を変えています。
本来、木地のまま使う器は、例えば割箸のように使い捨てるものかもしれません。また、たっぷりと水を吸わせ拭きとって使用するものかもしれません。
しかし料理店では何度も繰り返し使いますので、当社ではしっかりと使っていただけるようにウレタンクリアを塗装しています。
形は、祇園いわさ起ご主人のお好みにより、ゆるい胴張りとなっています。ちょっとしたことですが、製作サイドではずいぶん難易度が上が ります。
しかし、出来上がってみれば花街祇園の雰囲気をよく表していて、どの器が乗っても、どのお料理が来ても柔らかく受け止める折敷となっていました。
料理店は9月になると一気に秋モードです。6月、7月、8月と白木折敷を使っていただいている間に、塗り折敷のメンテナンスをさせていただいています。
