漆器はたけなかは、昭和61年春、越前漆器の里・河和田町にて創業いたしました。
創業以来、京料理の老舗料亭から新進気鋭の料理店まで、全国の料理人の皆さまより直接ご注文をいただき、製造から修理まで一貫してお応えしてまいりました。その中で、数多くのご主人・料理人の皆さまから「料理店にとって本当に使いやすい漆器とは何か」を学ばせていただき、今日のものづくりの礎となっております。
時代の移り変わりとともに、修行中の若い料理人が独立される場面にも多く立ち会い、和食が世界遺産に登録された後は、より一層多くのご依頼を頂戴するようになりました。
しかしながら、「料理店にとって最良の漆器をお届けする」という姿勢は、創業から変わることなく守り続けています。

　これからも、料理店の皆さまに信頼される漆器店として、真摯にものづくりに向き合ってまいります。

漆器はたけなか　主人敬白

現在、伝統工芸全般で職人不足が大きな課題となる中、漆器はたけなかでは、将来にわたりご注文にしっかりお応えできるよう、若手職人の育成にも力を入れております。