2022.09.25 若手育成
朝倉椀お披露目の宴を開催しました
このたび、令和4年9月25(日)に朝倉椀チャレンジで制作したお椀のお披露目の宴を、一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並み武家屋敷にて行いました。
この会の献立を考えるにあたり、様々な文献を紐解くなかで触れた朝倉氏のもてなしの心に、現代に繋がる日本料理の源流を見た思いがします。
一乗谷で栄華を極めた朝倉家の贅を尽くした饗宴の雰囲気を味わっていただくため、当時食べられていた食材や調理法をもとに、現代を生きる私たちが美味しいと感じるお料理に再構築しました。そのお料理を、朝倉氏遺跡から出てきた漆器を再現した朝倉椀を使ってお召し上がりいただきました。
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【実際に完成した朝倉椀】

今回制作した朝倉椀は、朱漆の上塗り後の乾燥を、近代以前に行われていた「手返し」という方法で行いました。
そのため、上塗りは薄く仕上がり、使い込むうちに下地の黒漆が自然と現れてくる「根来塗り」の味わいを持つお椀となりました。
道具製作などの準備を経て、森林のケヤキを伐倒するところから始まり、長い年月をかけてようやく形になりました。
完成したのはわずか2つですが、当時の技法を再現したお椀が出来上がりました。
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【お披露目会 献立】
初献:あわび蕎麦の実和え/鯛昆布締め、煎り酒/ささげ赤飯/雉と里芋の味噌仕立て
二献:鱧の魚羹と松茸の御汁
三献:まながつおの味噌漬け焼き
四献:干し鱈と茄子の煮物
五献:塩引き鮭のあいまぜ/唐墨
六献:鮎早なれ寿司
お菓子:栗きんとん射込み干し柿と大徳寺納豆
抹茶
お土産:兵糧クッキー

